起動したらまずは固定IPに設定しなおす。
/etc/network/interfacesにeth2の項目がある。DS47は内蔵の8111G二つがeth0,eth1で認識されるのでLUA3-U2-AGTはeth2になる。これがインストール時にはdhcpに設定されているので、このdhcpをstaticに書き換えた後、その下に固定IPの設定を記入する。
address xxx.xxx.xxx.xxx
netmask xxx.xxx.xxx.xxx
gateway xxx.xxx.xxx.xxx
この時点で一度shutdown -hP nowで電源を切り、ヘッドレス・手足レスにした上で再起動する。別の端末からsshでログイン出来ることを確認して、以後はsshでリモートで設定する。
次に、/etc/apt/sources.listを開き、それぞれのリポジトリにcontrib non-freeを追加して非GPLなパッケージもインストール対象にする。ついでにapt-get updateでリポジトリキャッシュを更新。
まずは余計なサービスを止めるためにapt-get install sysv-rc-confでsysv-rc-confをインストール。起動して、exim4,dovecot(POP3,IMAPサーバー),rpcbind,nfs-commonあたりをすべてチェックアウトしておく。これで余計なサービスは起動しなくなる。
rpcbindとnfs-commonが無効にしてもなぜか動いているのでおかしいなあと思っていたら、なんとランレベルSにチェックが入ったままだった。DebianだとランレベルS-0-1-2-3-4-5の順で動くのでSにチェックが入ってるとどんなランレベルでも動いてしまうらしい。というわけで、ランレベルSのチェックを外して無駄なNFSサービスを完全停止。
iptables-persistentとsshguardをファイヤーウォールの設定のためにsysv-rc-confでオン/オフを繰り返していたら、なぜかどちらも起動設定になっていてもちゃんと実行されていないことがあることに気付く。
apt-get install rcconfしてrcconfを代替に入れることにする。こいつはランレベルの細かい調整はできないのだが、これで一度オフにして再起動後、オンにしなおしたらうまく動くようになった。なぜだかわからないが、うまくいったから良しとする。基本、sysv-rc-confで設定をして、ランレベルの調整がいらないものについてはrcconfで設定することにしよう。