Raspbian アップグレードでapt sources更新に盲点

DebianがStretch(9)に更新されたタイミングでラズパイに入れてあるRaspbianもDebianの普通のお作法でStretchにアップグレードしてあったのだが、一箇所だけ盲点があった。

基本的に通常のお作法の過程でapt で取ってくるパッケージリストのソースをStretchに変更するのでソースはちゃんと変更されていると思って安心していたのだが、Raspbianにはもう一個、専用のソースを指定してあるファイルがあった。

/etc/apt/sources.list.d/raspi.list

ここの中にもRaspbian専用のパッケージリストのソースが書いてあって、それがずっと旧バージョン(Jessie)のものを参照するようになったまま残っていた。最近になって、Jessieのパッケージリストが空だとエラーが出るようになって気付いた次第。ということは、ずっとうちのRaspbianはJessieとStretchのハイブリッドで運用されていたのか。怖い。

というわけで、このファイル内のjessieという記述をstretchに変更してapt-get update & apt-get dist-upgradeで一件落着。