NWNのLinux用サーバーをFreeBSDで動かす。結論から言うと、普通に動く。
まず、BioWareからServer用パッケージの最新版を落とす。その中で必要なファイルは一つだけ。
linuxdedserver166.tar.gz
これ以外のファイルはWindows版の日本語NWNから持ってこないと、サーバーが日本語の言語Signatureにならないので、日本語Clientでプレーできない。
次にサーバーにNWNのデータを格納するフォルダーを作る。NWNのLinuxサーバーはユーザー権限で…
NWNのLinux用サーバーをFreeBSDで動かす。結論から言うと、普通に動く。
まず、BioWareからServer用パッケージの最新版を落とす。その中で必要なファイルは一つだけ。
linuxdedserver166.tar.gz
これ以外のファイルはWindows版の日本語NWNから持ってこないと、サーバーが日本語の言語Signatureにならないので、日本語Clientでプレーできない。
次にサーバーにNWNのデータを格納するフォルダーを作る。NWNのLinuxサーバーはユーザー権限で動かしても構わないので、どんなユーザーでどこに掘っても構わない。
そのフォルダに、Windows版のインストールディレクトリから以下のファイルおよびフォルダを転送する。転送前にWindows版のバージョンをLinuxサーバーのバージョンと合わせて置くこと。
chitin.key
data/*
database/*
dialog.tlk
dialogf.tlk
hak/
modules/
nwm/
nwplayer.ini (Windows版でマルチプレイヤーサーバーの設定をしておくとそのまま使える)
override/
patch.key
以上のファイルを転送したら、最後にこのフォルダにLinuxサーバーのアーカイブの中身を展開する。
次にアーカイブから展開されたfixinstallスクリプトを走らせる。Linux用なので、shellがbashになっているので、bashがインストールされてなければインストールすること。また、スクリプト内の実行shellの指定が/bin/bashになっているが、FreeBSDのportsでインストールすると/usr/local/bin/bashで入るので、これも変更してから実行する。
fixinstallで足りないフォルダ等を見つけると警告してくるので、その場合は適宜Windows版のフォルダから転送すればよい。
全てが終われば、ユーザー権限でnwserverを実行すればそれで終わり。
nwplayer.iniで指定してあるポートでincoming packetが通過するようにファイヤーウォールを設定することを忘れないこと。
このサーバーはstdin/outでコマンドでコントロール出来るので、出来ればconsoleにする端末を別に用意してモニターしてあげるとよい。コマンド解説はServer用パッケージに含まれるreadme.linuxserver.txtを参照のこと。-quietオプションで完全なサーバーになるが、この場合はautosaveしか働かなくなるので注意。
モジュールとハックはそれぞれmodules/とhak/に入れる。ハックはファイル名を変更しないこと。モジュールはファイル指定が面倒になるので、簡単なファイル名に変更した方がよい。