Debian mailmanの注意事項

ここで、mailmanを運用する場合の注意。

mailmanにはmmsitepassを使ってグローバル管理パスワードを設定すればウェブ上のインターフェースからメーリングリストの作成が可能だが、この方法で作成するとアーカイブディレクトリの所有者がwww-dataになってしまうので、mailmanが配信されたメールをアーカイブすることが出来なくなってしまう。

同様にコマンドラインからroot権限でnewlistでメーリングリストを作成した場合も、アーカイブディレクトリの所有者がrootになってしまって、これまた同じくmailmanがアーカイブできなくなってしまう。

これらはdebianのパッケージの設定に問題があると考えられるが、下手に修正してバイナリパッケージのアップデート時に整合性がとれなくなると嫌なので、ここは何も対処せず、su listしてからコマンドラインでnewlistを実行してメーリングリストを作成するようにする。すると作成されるファイルはすべてlistユーザー所有になるので、パーミッションの問題は起きない。バッドノウハウワークアラウンド。

 

「Debian mailmanの注意事項」への1件のフィードバック

  1. FreeBSDなサーバーからの引越し時は、まず同名のMLをDebianで作成し、その後、listsの中のMLの設定とarchivesの中のMLのアーカイブを移植し、ユーザーおよびパーミッションを修正することになると思われる。本番うまくいくといいな。

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