というわけで、続けてPHP5とphpMyAdminのインストールを行う
apt-get install php5 phpmyadmin
インストール中にphpMyAdminがいろいろ設定を要求してくる。まずは、連携するhttpdにApacheを選択。サーバー管理をdbconfig-commonにおまかせにするか手動にするかの選択はおまかせに。次にデータベース操作のためのMySQLのルートパスワードを入力。最後に、非管理者権限でphpMyAdminがMySQLと連携するためのパスワードだが、どうせこれはphpMyAdminがMySQLとの間で使うだけなので空欄にして自動生成させる。
これだけでちゃんとApacheの設定にphpMyAdminが追加されてphpMyAdminがウェブベースで使えるようになっているはずデフォルトではサーバーのドキュメントルート直下の/phpmyadminにアクセスすれば立ち上がるはず。
とりあえずrootでログイン。次にデータベースタブから新規データベース’wordpress’を作成する。
次にWordPress用のユーザーを作成する。特権タブから新しいユーザーを追加する。ユーザー名はwordpress、パスワードは自動生成してメモしておいてもいいが、今回はパスワードジェネレーターで作成したものを貼りつけた。外部からアクセスすることはないので、localhostからのアクセスに制限しよう。作成後、特権を編集で、wordpressデータベースに対してすべての権限を有効にしておく。
以上でWordPress用のデータベースの準備は完了。WordPress本体はパッケージでなく手動でインストールすることで、WordPress内部からの更新でメンテできるようにする。
phpMyAdminのインターフェースに攻撃されるともともこもないので、WordPress用データベースの設定が終わったら/etc/apache2/conf.d/phpmyadmin.confのシンボリックリンクを削除しておこう。これで二度とphpMyAdminにはアクセスできなくなる。
以後、どうしても使いたいと思うときがあったらシンボリックリンクを/etc/phpmyadmin/apache.confに張り直すとよい。