Postfix後方互換性の警告

DebianのパッケージアップデートでPostfixが更新された後、妙な警告がログに出ていることに今更気が付いた。メールを送る流量が極端に低いサーバーだから、むしろよく気が付いたと自分を褒めたい。

出ていた警告は以下の通り。

Postfix is running with backwards-compatible default settings

To disable backwards compatibility use “postconf compatibility_level=2” and “postfix reload”

See http://www.postfix.org/COMPATIBILITY_README.html for details

どうやらPostfixのバージョン3.0以降、なんらかの機能の変更があった場合に自動的に旧バージョンの動作と互換性がある安全な動作をするように設定されて、手動で変更を有効にしてあげないと後方互換モードで動いてるという警告がログに吐かれる仕組みになったらしい。

URLで示されたドキュメントには後方互換性のために保持されている設定項目が列挙されているのだが、それと同時にcompatibility_levelという設定で一気にすべてをモダンな動作に変更することが出来るようだ。現在のPostfixのバージョンの最新の動作にするにはlevelをいくつにしなければいけないかがログに書かれるので、その指示通りにすればいい。

というわけで、管理者権限で言われた通りに設定。

sudo postconf compatibility_level=2

sudo postfix reload

さて、これでログから警告が消えるはず。

 

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