Debian WordPressインストール その3 WordPress本体

ja.wordpress.orgから3.6.1-jaのパッケージをダウンロード。面倒なのでDebianのApacheのDocument Rootである/var/wwwの直下に展開しちゃう。

/var/www/wordpress以下すべてのファイルをApacheの実行ユーザーであるwww-data:www-dataの所有に変更しておく。

chown -R www-data:www-data /var/www/wordpress

とりあえず、http://[servername]/wordpress/にアクセスして画面の指示どおりにインストール。ついで、以前のエントリー通りにマルチサイト化するためのフレーズと自動アップデートのためのフレーズを/var/www/wordpress/wp-config.phpの最後に追記。

WordPressにadminでログインして、ツール->ネットワークからマルチサイト化する。ネットワークをなんと呼ぶか?という質問が増えているがとりあえずかっこつけて”BAM-System Blog Network”とでも入力しておく。後は指示どおりにごにょごにょすればマルチサイト化が完了する。

ここで、自分のユーザーを作成しようと思ったら、なんといつの間にか4文字よりも短いユーザー名はダメというルールになったらしい。それは困る。というわけで、4文字制限を3文字制限に強引に変えてしまおう。

いじるファイルは/var/www/wordpress/wp-includes/ms-function.php

if ( strlen( $user_name ) < 4 )

という行を見つけて、これを3にしておく。ついでにその次の行のエラーメッセージも4->3に変えておくか。これで3文字のユーザー名も受け入れてくれるはず。

自分用のユーザーとブログを作成した後、デフォルトで最初に作られるトップディレクトリのブログの所有権と特権ユーザーを自分に指定した後、adminユーザーは削除してしまおう。

「Debian WordPressインストール その3 WordPress本体」への1件のフィードバック

  1. おっとDebianには一つ落とし穴がありました。mod_rewiteが有効になっていないことに気付かず、サブディレクトリサイトにアクセスできなくて原因が分からなくてWordPressを再インストールする羽目に。

    Debianのapacheは/etc/apache2/mods_availableに使用可能なモジュールが並んでいて、/etc/apache2/mods_enabledにシンボリックリンクが作成されると有効になる。で、有効にするために以下のコマンドを実行する。

    a2enmod rewite

    次に、/etc/apache2/sites-enables/000-defaultを編集して、/var/wwwのAllowOverrideをNoneからAllに変更して、WordPressディレクトリの.htaccessでRewriteルールが有効になるようにしておく。最後にapache2をリスタート。

    service apache2 restart

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